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Windows 10 で Genymotion 動作に関する記事の続編です。
前回の記事で、Windows 10 + VirtualBox 5.0.0 + Genymotion v2.5.3 の環境で、2マシン起動させることはまだできませんでした。
Oracle のサイトを見てみたら、VirtualBox v5.0.2 がリリースされていました。アップデートして試してみたら、無事 Genymotion を複数マシン起動させることができました!
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過去の Windows 10 の Genymotion に関する記事は以下をご参照ください。
- Windows 10 で Genymotion が何度起動させてもエラーになってしまう場合の対処法
- Windows 10 における Genymotion v2.5.3 の使い方
- Windows 10 アップデートによる VirtualBox・Genymotion エラー発生と対処法
- Genymotion v2.5.3 でブルースクリーンが発生し、Windows 10 では動かなくなりました … orz
マシン環境
私のマシン環境は、以下のような構成です。
VirtualBox | v5.0.0 → v5.0.2 |
Genymotion | v2.5.3 |
VirtualBox v5.0.2 がリリースされていました。
VirtualBox のサイト を見ると、v5.0.2 がリリースされていました。08/13 にリリースされたようです。
VirtualBox のアップデート確認では v5.0.0 で最新版だよ、と言ってくるので、アップデートする場合は、自分でダウンロードしてインストールしましょう。
念願 (!?) の Genymotion 複数マシン起動できました
VirtualBox v5.0.2 で、Genymotion (v2.5.3 のまま) から、複数マシンを起動させたところ、無事起動することができました。
なんだか、久々って感じです。
仮想マシン起動の度の面倒なポップアップがなくなった !!
これまで、Genymotion 起動時、仮想マシン起動時、それぞれに 2回以下のような確認ポップアップが出ていました。
これが、Genymotion 起動時に 1回のみ表示されるよう変わったようです!これは地味に嬉しい改善です。
VirtualBox は、まだ Windows 10 は公式サポートしていません
以下のように、Windows 10 はまだ公式サポートしてないよ、ということで明記されるようになりました。
Windows 10 Update 開始前に書いておいて欲しいものですね…。
というより、Windows 10 Preview Build が提供されていたのだから、Windows 10 リリース前に対応できなかったのかなぁ、と思ってしまいます…。フリーで用意してくださっているのにあまり文句言えませんがね。
問題は認識していて、スタッフは鋭意対応中のようですから、頑張って欲しいと思います。
Genymotion のエラーが治らない場合は、最新のテストバージョンをインストールしてみると良いかも
上記 VirtualBox サイトにも書かれていますが、テストビルドが提供されています。
報告のあったバグについて、順次潰していっているようですので、最新の対応が含まれたテストビルドをインストールすることで、改善する可能性があるかと思います。テストビルドは以下からダウンロードすることができます。
ちなみに、Genymotion でエラーが起こりがちな、ホストオンリーインターフェースについては、以下のチケットなどで対応が進められているようです。
やり取りがここ 1週間でも行われているようですので、完全に対応完了するまでは、まだ時間がかかりそうです。とは言え、問題として認識され、対応が進められている、ということで対応を待ちたいと思います。
今回は以上です。
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