この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
Windows 10 で Genymotion 動作に関する記事の続編です。
色々と試したところ、制限つきではありますが、動作している状況です。
当記事では、動作する条件やら状況やらをお伝えしたいと思います。
[pn-box color=”lgray”]過去の Windows 10 の Genymotion に関する記事は以下をご参照ください。
- Windows 10 アップデートによる VirtualBox・Genymotion エラー発生と対処法
- Genymotion v2.5.3 でブルースクリーンが発生し、Windows 10 では動かなくなりました … orz
今回は画面ショットはありません。
マシン環境
私のマシン環境は、以下のような構成です。
マザーボード | ASUS P8Z68-V/GEN 3 |
CPU | Intel Core i5-2500 |
Memory | 16GB |
ネットワーク1 | Intel PRO/1000 GT Desktop Adapter (有効) |
ネットワーク2 | Intel 82579V Gigabit Network Connection (無効) |
VirtualBox | v5.0.0 |
Genymotion | v2.5.3 |
現状のまとめ
Windows 10 + VirtualBox v5.0.0 における Genymotion v2.5.3 は、以下の条件で動作しています。
[pn-box color=”lred” size=”smaller”]2015/08/18 追記:
VirtualBox v5.0.2 にバージョンアップすることで、2つ同時起動と、起動の度の権限確認ダイアログについては、解消するようになりました。
Windows 10 VirtualBox v5.0.2 で Genymotion が複数マシンを起動できるようになりました
Windows 10 Update より前に作成していたマシンが起動しないのは v5.0.2 でも変わらずです…
[pn-box-close]注意すること
1 つは、やはりネットワーク関係です。Genymotion では、仮想マシン 1つに対して、以下のようにネットワークを割り当てます。
- ネットワーク1 : VirtualBox の ホストオンリーネットワーク
- ネットワーク2 : VirtualBox の NAT
この割り当ては、Genymotion から仮想マシンを起動する際に、毎回割り当てる動作のようです。そのため、仮想マシン起動時に、権限確認のポップアップが表示されるようです。
注意が必要なのは、この時に、既に起動している仮想マシンがあった場合に、稼働中マシンのネットワークが動かなくなる、という点です。そのため、同時に 2つ稼働させることはできません。
他にも、以下のタイミングでネットワーク操作が行われ、同様に稼働中の仮想マシンが動かなくなってしまいます … 。
- Genymotion 管理ウィンドウ起動時
- 新規マシン作成時
マシンが固まってしまった時は …
思わず、ネットワーク操作が動いてしまい、稼働中だったマシンが固まってしまった際は、おとなしく諦めましょう。
慌てずに、稼働していた仮想マシンを×ボタン等で閉じて、再度起動させなおせば、特に問題なく動作します。
過去に作成していたマシンは、やはり動作しません …
旧バージョンで作成していた仮想マシンは、やはり起動させようとしても、android の起動ロゴのまま先に進みません…。
ログなどは見ていないので、どういう状態かは分かりませんが、新しいマシンを作成しなおせば動作するので、気を取り直して、作成しなおしたマシンを使っていきたいと思います。
作成しなおしたマシン (Nexus 7 4.2.2) でも、ARM Translater や gapps をインストールすることで、Google Play に対応させたりできるようです。
とりあえず動くようにはなりました。
[pn-box color=”lgray” size=”smaller”]その後の関連記事です。
- Windows 10 VirtualBox v5.0.2 で Genymotion が複数マシンを起動できるようになりました
- Windows 10 で Genymotion が何度起動させてもエラーになってしまう場合の対処法
今回は以上です。
[pn-ad-windows10]