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2015/04/15 に、Android の Adidas miCoach アプリがアップデートされました。
Google Fit、Strava、Facebook、Twitter、MyFitnessPal との連携が可能になりました! 動作を軽く確認した様子を紹介します。
アップデートにより、バージョンが v3.3.2970a1a7 → v3.4.3ff1e8e になります。
※ その他のフィットネスアプリレビューの記事等はこちらから → tag : Fitness
更新内容
Google Play より。※今回のバージョンアップ以外の内容も含んでいるかも知れません。
新機能
Google Fit、Strava、MyFitnessPal、Facebook、Twitter、miCoachコミュニティとワークアウトデータを自動共有
さらに、FacebookやTwitterで友達やフォロワーに、あなたが目標を達成するたびに通知
その他の機能改善およびバグ修正
他アプリ・サービスとの連携は、これまで miCoach ではなかったので、大幅アップデートになります。
実際に動作を確認しましたので、以降で紹介したいと思います。
一部残念ながら、Google Fit と MyFitnessPal は、うまく動作できていませんでした。
「共有」メニューの追加
新たに「共有」メニューが追加されました。各アプリ・サービスとの連携は、「共有」メニューから設定します。
画像1枚目が新バージョン、2枚目は旧バージョンのメニューです。
共有メニューでは、以下のように連携可能な各アプリ・サービスが表示されます。なぜか MICOACH も表示されています…。良く分かりません…。
miCoach と MICOACH との連携 !?
MICOACH の設定とは、miCoach.adidas.com サイトへのデータ送信についての設定かも知れません。
なぜかデフォルト Off ですが、全て On にしておくと良さそうだと思います。
miCoach と Facebook との連携
連携設定方法
Facebook との連携時は、内蔵ブラウザ経由の設定になり、ログイン情報の入力が必要です。
Facebook アプリを使っていても、ログイン情報の再入力が必要なので面倒な気もしますが、きっと複数アカウント利用している人のためを思ってくれたのだと信じたいところです?
データアクセス許可の画面が出るので、OK をタップすれば連携完了です。
miCoach に戻り、連携のオプション設定になります。とりあえずは全て On で良いかと思います。
Facebook 連携の実際の投稿
アクティビティ記録が完了すると、以下の内容が自動的に投稿されます。
残念ながら英語で、ただのテキストでの投稿です。Strava のように、ルート表示や、Facebook のアクティビティとして管理されたりという動作はしないようです。
miCoach と Google Fit との連携
連携設定方法
Google Fit との連携設定時も、やはり内蔵ブラウザからのログインになります。ログイン情報の入力が必要です。端末の同期アカウント等は利用できません。これもきっと、同期アカウントに登録していないユーザーで使いたい、という人もいるかも知れないことへの配慮に違いないことでしょう…。
Google Fit のデータアクセス許可の画面 (英語!) が出るので、Accept すれば連携完了です。
Google Fit との連携のオプション設定は以下の通りです。なぜか、新しい記録、新しい成果の項目がありません…。
都度アクティビティ履歴から Google Fit へのデータ送信が必要 !? と思いましたが、同じ設定の Strava (後述) は、新しい記録がちゃんと連携されていました。
Google Fit との連携の動作確認 … できず!
残念ながら、何度かアクティビティを記録してみましたが、Google Fit には連携できませんでした。
一応 Google Fit アプリの「接続済みのアプリ」には、miCoach が表示されていたので、設定はできていそうです。
アップデートで改善されるかも知れませんので、取りあえずは様子見としたいと思います。
miCoach と Twitter との連携
Twitter との連携設定も、やはり内蔵ブラウザ経由で、ログイン情報入力が必要です。
Twitter との連携の動作確認
アクティビティを新たに記録すると、以下の内容が実際に投稿されます。やはり英語です。そしてハッシュタグなどはありません。
miCoach と Strava との連携
なんと、ライバルアプリである、Strava ともなぜか連携できるようになりました。
miCoach で記録したアクティビティの内容が Strava のアクティビティとしても、自動的に記録されます。
Strava もやはり内蔵ブラウザ経由で、ログイン情報を入力し、データアクセス許可を許可します。
連携オプション設定は以下の通りです。Google Fit と同様に、新しい記録といった項目がありません。ただ、新たにアクティビティを記録すれば、ちゃんと連携されるのでご安心下さい。
Strava との連携の動作確認
連携済みの状態で、新たに miCoach でアクティビティを記録すると、Strava に以下のようにアクティビティが追加されます。
Strava で記録した時と違いは見当たりません。継続時間、距離、ペース等ちゃんと連携されています。獲得高度 0 なのは、コースのせいだと思われます。
miCoach と MyFitnessPal との連携
残念ながら、MyFitnessPal との連携は、MyFitnessPal へのログインのところで、画面真っ白になり、先に進まなくなってしまったため、動作確認できませんでした。
データアクセス許可の画面が出るタイミングなので、MyFitnessPal 側の不具合かもしれません。アカウントのログインが Facebook ログインだったせいの可能性もあります。ユーザー名・パスワードならうまくいくかも知れません。
まとめ
新たに、各種アプリ・サービスと連携可能になったのは、miCoach ユーザーにとって、大きな機能進化だと思います。
ただし、一部うまく動作しなかったり、連携内容に物足りない部分はありますので、今後のアップデートでの改善に期待したいと思います。
Google Fit との連携は、うまく動作しませんでしたが、回避方法として Strava へ連携し、Strava で Google Fit へ連携すれば、一応連携されましたので、良かったらそんな方法でご利用下さい。
今回は以上です。