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07/31 (金) に参加した Xperia Z4 Tablet の Xperia アンバサダー ミーティングレポート 第3回になります。
[pn-box color=”lgray” size=”smaller”]その他ミーティングレポート記事は以下の通りです。
- 07/31 Xperia Z4 Tablet のアンバサダーミーティングに参加してきました [Xperia Z4 Tablet アンバサダーミーティングレポート (01)]
- Xperia Z4 Tablet の ディスプレイについて [Xperia Z4 Tablet アンバサダーミーティングレポート (02)]
- Xperia Z4 Tablet アクセサリー や 分解写真など [Xperia Z4 Tablet アンバサダーミーティングレポート (04)]
今回の記事では、Xperia Z4 Tablet とセットで発売された Bluetooth キーボード BKB50 を中心にお届け致します。
モニターとして貸し出していただいた、Xperia Z4 Tablet については、別記事にて投稿します。
オプションキーボード BKB50 について
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「Xperia Z4 Tablet とセットで便利な外付けキーボード BKB50 について」
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「BKB50 は Xperia Z4 Tablet をノート PC 感覚で使えるように開発された専用キーボードです。
主な特長は、重量約 375g、タッチパッド搭載、NFC ワンタッチ接続などがあります。」
[pn-box-close]重量は、375g とタブレット本体 (393g) に近い重量になっており、合わせると 768g という重さになる点はご注意下さい。
性能・重量比で言えば、新 Macbook 12インチの 900g と争ってくるクラスの重量になります。
ネット閲覧・メール送信など簡単な作業が中心だったり、タブレットとしての使用程度で済むことが多い場合であれば、タブレットのみで持ち運ぶこともできる Xperia Z4 Tablet が適しているかと思います。
また、値段的にも、実売 8万前後となる Xperia Z4 Tablet であれば、1.5万前後の BKB50 と合わせても 10万ほどです。15万ほど〜 の新 Macbook よりも安上がりにはなります。
一方で、汎用性やがっつり作業する場合には、新 Macbook の方が快適かと思います。
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「タブレットのニーズ 1位である「パソコンの代わり」に応えるために用意しました。」
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「Xperia Z4 Tablet では、ビジネスに必須の Microsoft Office for Android Tablet をプリインストールしています。」
[pn-box-close]これはまぁ、Sony の努力というより、Microsoft がタブレット版アプリをリリースしてくれたから、という話かと思います…。Sony から Microsoft へプッシュしたりのやり取りがあったのかも知れませんが。
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「Xperia Z4 Tablet + BKB50 では、ノートPC のような操作性を実現すべくこだわりました。
任意の角度で固定できるオートロックヒンジ、キーピッチ 17mm キーストローク 1.2mm を確保した快適なタイピング、タイピングしやすく角度がなキーボード設計、クリックパッドの搭載などです。
また、タブレット本体よりも軽量ながら、持ち運ぶ時の重点がどこにくるかにもこだわり、違和感なく、また持ち間違えて落としたりすることのないようなつくりになっています。」
[pn-box-close]専用に開発したキーボードだけあって、横幅もタブレット本体と揃えてあり、とても良くマッチします。閉じて持ち歩く際も、なんだか気持ち良い使用感で持ち歩けます。
注意点として、カラーがブラックしかないため、タブレットもブラックを選ぶのが良いかと思います。
ヒンジについて
ヒンジは、かなり固めになっています。壊しそうに思ってしまうほど力を入れる必要があり、慣れるまではビビるかと思います。私もビビって、他の人がやるのを見るまで、開くのを諦めていました。どっかに開くためのボタンとかあるかと思って探してしまいました。
慣れれば、安心できる固さであり、タブレットを横置きで差し込んでいても、縦置きで差し込んでいても、好きな角度でグラグラせずに固定できて便利です。
キーピッチについて
キーピッチは 17mm と、10インチサイズでは、最大限確保してあると思います。
新 Macbook 12インチなど、より大きいノートなどでは 19mm ですので、最高のキーピッチとはいきませんが、それは 10 インチというサイズ上やむなし、な部分です。使ってみて、ちゃんとタイプミスなく入力できる幅は確保できているのでご安心下さい。
クリックパッドについて
細かい点を聞きそびれてしまいましたが、一部機能は Android 標準で用意されていないことから、独自ファームウェアで対応しているそうです。
おそらく、2 本指でのスクロールやピンチイン・ピンチアウトなどのことかと思います。
クリックパッド搭載は、非常にありがたい機能です。
ノート PC スタイルと言うならば、クリックパッドが便利です。キーボードだけで、ポインティングは画面タッチというのは、とても面倒です。また、マウスを別途持ち運ぶのも、重量的にも体積的にも荷物になってしまいます。入力もキーボード入力から手を離さずに使えて便利になります。
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「BKB50 では、Xperia Z4 Tablet に穴をあけずに着脱しやすいラバー構造を採用しています。キーボード装着用の穴・専用端子を搭載すると、デザインや強度を損なってしまうため、それを避けて、ラバーで挟み込む構造を採用しました。」
[pn-box-close]この保持機構が非常に優秀です。横向きでも縦向きでも保持してくれます。がっちり保持してくれます。
本体側にキーボード接続用の端子を具えるとなると、キーボードを利用しない場合は無用の端子となってしまいますし、接続部分を破損しそうな不安も生じてきます。また、縦置きも横向きも、といった自由度もなくなってきてしまいます。
というわけで、このラバー構造は非常に優秀だと思います。
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「BKB50 の Tablet 保持構造は、ただのラバーではなく各種のこだわりが込められています。
1つ目は、ラバーの表面に下向きのギザギザ形状が施されることで、入れやすく取れにくい構造になっています。
2つ目は、板ばねの内側に配置することで、ばねの弾性を利用して入れやすく取れにくくなっています。
3つ目は、ロック用の爪やリリースボタンが無いことで、ワンタッチで着脱可能となっています。」
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「BKB50 では、タイピング時のフィーリング向上のため、薄型軽量化しつつも、しっかり剛性を確保しています。
キーボード部分は厚く、トラックパッドが位置する手前は薄くなっています。
キーボード裏に金属板で補強するなどにより、剛性を高めています。」
[pn-box-close]以前、折りたたみ式の携帯キーボードを使ったことがありますが、2つに折りたたむ構造のため、キー入力時にもパカパカ言ってしまい、小さなストレスが溜まる感じになっていました。
剛性とタイピング時のフィーリングは重要な関係がありますので、しっかり力を注いでいて嬉しいポイントです。
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「BKB50 では、こだわり実現のために何度も試作・評価を繰り返し完成しました。
写真では違いがあまり分かりませんが、ラバー構造など細かい部分を何度も調整しています。」
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「BKB50 発売後、売れ筋ランキング 1位の好評化をいただきました。」
[pn-box-close]やはり、開発者の方も、価格.com を見たりして気にしているんだなー、というのがちょっとおもしろかったです。
キーボードと連動した PC Style UX について
Xperia Z4 Tablet では、専用キーボード BKB50 と連動した際に、PC Style UX が動くようになっています。
ここの解説は、実際に Xperia Z4 Tablet で、PC Style UX を利用して、パワーポイントのスライドをプロジェクターに写していました。
[pn-box color=”lgray”]「Xperia Z4 Tablet にて、キーボードと連動した PC Style UX について」
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「PC Style UX はで目指したのは、PC と同じように操作できるスタイルです。
アプリランチャーによって、よく使うアプリを起動させたり、タッチパッドにて画面に触れることなく操作することができます。」
[pn-box-close]これらの機能は、キーボード接続時のみに動作します。細かく言えば、タブレット横向きでキーボード接続した際に動作します。
アプリランチャーなどは、キーボード連動無しでも動作しても良いのでは… という気もします。
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「PC Style UX では、左下にアプリランチャーが出現し、簡単によく使うアプリを起動できます。
アプリランチャーは、カスタマイズすることができます。」
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「Xperia Z4 Tablet では、キーボードの動作についても ノートPC と同じように、設定をカスタマイズできます。
タッチパッドの On / Off 、ファンクションキーの動作、ポインターの速度、タッチパッドのタッチブロック時間、パームチェックなどが設定変更できます。」
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「某所の評判で、キー入力の反応が悪い等というのを見かけますが、キー入力の反応が悪いのは、おそらくタッチパッドのタッチブロックを短くすることで改善すると思います。
ハードに入力する場合、標準の設定よりも短く設定した方が快適になります。
発売してみたら、開発者が予想していたよりも、ハードに利用する方が多いようで驚きました。」
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「Xperia Z4 Tablet + BKB50 では、独自機能として、マルチタッチ対応タッチパッドを具えています。これにより、二本指を用いて、ドラッグ・ドロップ、スクロール、ピンチ・ズームが可能です。」
[pn-box-close]この二本指操作は、Android 標準でサポートされていないようで、独自開発したそうです。
これがないと、画面タッチ無しでキーボードのみで操作を完了することは難しいため、このために BKB50 を購入する価値がある、と言えるほど重要です。
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「Xperia Z4 Tablet + BKB50 では、省エネ対策として画面を閉じたり、タブレットを抜いた際に、キーボードはスリープ状態になり、電力消費を抑えます。」
[pn-box-close]後で聞いたところ、マグネットによって本体側で感知する仕組みになっているそうです。
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「アプリによって、キーボードによる便利なショートカットも用意されています。
ショートカットはアプリ側の対応次第になるため、詳細はアプリの機能を調べていただく必要があります。例えば Chrome ブラウザであれば、 Ctrl + T、Ctrl + W など PC でお馴染みのショートカットが利用できるものは多いです。」
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「Xperia Z4 Tablet では、MHL/VGA 変換アダプタ等を利用して、プロジェクターと接続することが可能です。
プロジェクター接続後は、”Fn + F8″ キーを押して USB機器検出を動作させると、プロジェクターに画面が投影されます。」
[pn-box-close]接続後に、Fn + F8 のキー操作で切替可能なのは、BKB50 ならではですね。
本体のみの場合も、通知の Quick Panel から 「USB機器検出」が利用可能です。
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「Xperia Z4 Tablet では、MHL/VGA変換アダプタに直接給電できるため、別途電源を用意する必要がありません。」
[pn-box-close]これは、MHL を利用する人には、地味に便利な機能ですね。
アダプタのためだけに、電源を追加で確保するのは結構面倒なものです。
次回に続きます。
[pn-box color=”lgray” size=”smaller”]その他ミーティングレポート記事は以下の通りです。
- 07/31 Xperia Z4 Tablet のアンバサダーミーティングに参加してきました [Xperia Z4 Tablet アンバサダーミーティングレポート (01)]
- Xperia Z4 Tablet の ディスプレイについて [Xperia Z4 Tablet アンバサダーミーティングレポート (02)]
- Xperia Z4 Tablet アクセサリー や 分解写真など [Xperia Z4 Tablet アンバサダーミーティングレポート (04)]
今回は以上です。
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