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ASUS のブロガーイベント ASUS ZenTour 2016 に参加してきましたので、その際のレポートを投稿したいと思います。
家のファイルサーバーの故障やら、光回線の導入だったり、諸々立て込んでいたため、大分時間が経ってしまっています… (言い訳)。
ZenTour 2016 東京会場 イベント概要
- 日時 : 2016/03/15 18:30 〜 20:30
- 場所:秋葉原の某ビル
- 参加人数 : 20名ほど
- スタッフ : 10名ほど
ASUS 日本のマーケティング部長の方など。あと、日本にて技術部門を担当されている方も 1名いらっしゃいました。 - ターゲット製品 : ASUS Zen Pad S 8.0
参加者には 64GB (海外モデル) + Z Stylus が配布されました。 - 主な内容
- ASUS FAN メンバー募集
- ASUS Zen シリーズの歴史
- Zen Pad S 8.0 のコンセプト・特長・技術など
- 質疑応答
- タッチ & トライ
ZenTour 2016 イベント参加の感想
ASUS ZenTour のイベントは、とてもフレンドリーでアットホームな雰囲気だと感じました。社員同士ニックネームで呼び合っていたり、参加人数・部屋の規模も大きすぎず、社員の方が、参加者一人一人に丁寧に接してくれる感じでした。
以前に参加した Sony のブロガーイベントと比較すると、伝えようとしている内容・狙いが異なるものだな、と感じました。
ASUS の場合は、商品を詳しく知らない人に商品の魅力を、分かりやすく伝えるといった内容がメインに感じました。
Sony は開発者自身の思いや苦労した話など、一歩踏み込んだ内容をメインにしていると感じました。
個人的には、カタログや公式サイトなどで、商品の情報を調べていたので、もっと参加した人だけが聞けるエピソードなどがあると良かったな、と思います。参加者によって求める内容は変わってくるので、どちらがダメというわけではありません。
実際のイベントの内容をご紹介していきます。
オープニング
会場の雰囲気
会場の雰囲気はこんな感じです。
他の参加者の方は、プライバシー保護のため、モザイクかけています。
初めはスタッフの方の自己紹介から。
大体 20 人ほどの方が参加していました。配布物は 23 セット程用意してあったっぽいです。
会場は、あまり大きくはなく、30人収容のカンファレンス用貸会議室ってところでしょうか。
会場の後ろの方には、様々な ASUS 製品がタッチ & トライ用に用意してありました。
写真手前がアクセサリー系、真ん中辺りが SIM フリースマホ、奥がタブレットになっています。
レビュー用プレゼント
席には、以下の袋が置いてありました。
袋の中には、ASUS ZenPad S 8.0 が入っていました。
通常販売されている物よりも大きな箱になっています。
右は、フリードリンクとして用意されていたコーヒーです。
箱の中には、タブレット本体の箱と、Z Stylus とが入っていました。
ASUS ZenFan の紹介
スタッフの方の自己紹介に続いて、ZenTour 2016 の紹介です。
ZenTour 2016 用の Tシャツをつくっていて、参加者にプレゼントしてくれました。
日本各地での開催がアピールされている感じです。黒でまぁ悪くない感じです。
続いて、本日のスケジュールの紹介です。
ASUS ZenFan の紹介です。
配布製品の注意事項です。
プレゼントされる製品は、各メディアでレビュー用サンプルとして貸し出して返ってきたもののようです。販売から時間経った製品なのは、そういう理由なのですね。
製品等のご紹介
ASUS Zen シリーズ等の歴史・ご紹介
ASUS のキャッチコピーは IN SEARCH OF INCREDIBLE とのこと。
2011年11月に最初の Zen シリーズがスタート。
最初の Zen シリーズは、パソコンの Ultrabook からでした。最初の Ultrabook として登場しました。
それまでは、軽量の Windows モバイルノートは、Atom など非力な CPU 搭載か、デザインは諦めた感じの製品しかなく、MacBook Air の独壇場でした。
そこへ Windows からもデザイン・高性能・軽量のバランスの取れた Ultrabook が登場する、ということでワクワクしたのを覚えています。残念ながら、重量や、価格まで含めたバランスを考えると MacBook Air の方が優れていると考えたため、購入したのは MacBook Air でしたが。
その他にも最新の Zen シリーズのご紹介など。
プレゼントされた 64GB 版は海外のみの販売で、国内では 32GB 版 / 16GB 版のみになります。
デザインはクラッチバッグを意識したデザインとなっていて、裸で持ち歩いてもオシャレなデザインとのこと。
個人的には、8 インチではクラッチバッグにしては小さいこと、タブレットを裸で直接持ち歩く場面は考えづらいのでは、といった辺りを突っ込みたいです。
しかし、他のいわゆるタブレットなデザインの某S社の宇宙タブとかよりも、よっぽど素敵です。また、背面の加工のおかげで滑りにくく、指紋が目立ったりもしづらいので、満足しています。
ディスプレイ
8 インチながら、ベゼル幅を抑えたことにより、画面占有率が高くなっています。従って、画面サイズの割にコンパクトなサイズに収まっています。
従来よりもディスプレイを構成する層が少なくなったことにより、透過性が向上し、画面が明るくなった、という話です。本体の薄型化にも貢献していると思います。
続いて、画質向上のために、5 つの技術が用いられています。総称して ASUS VisualMaster と呼んでいます。
世界初となる TV 用 HDR (Hight Dynamic Range) 技術をタブレットに搭載した、とのこと。Sony Xperia シリーズで言えば、トリルミナスディスプレイ for mobile に当たるところでしょうか。
この Before After 比較はあまり分かりやすくないような …。Before と After で同じものを並べてほしかったです。これだとフォーカスがどこに合ってるか、の違いかな、とも思ってしまいますので。
これも、同じ映像を並べてほしいところです。単に「あり」部分の画像が動きが少ないかも、と捉える余地があるので。
ブルーライトカット機能は、寝る時に利用すると、眩しくなりすぎず快適になります。鮮やかさは落ちますので、写真を見たい時には OFF に戻してあげましょう。
調整は、設定 > ディスプレイ > 画面カラーモードから行います。また、通知のクイックアクセスメニューでも簡単に On / Off を切り替えられます。
続いて、CPU のお話です。ZenPad S 8.0 は珍しく Atom プロセッサー採用です。
個人的に、スマホ・タブレットでサウンド再生はほとんどしないもので、あまり気にしていないです…。
ASUS 独自のシステムインターフェース ZenUI について
ディスプレイ OFF 状態から、ジェスチャーで画面ロックを解除してアプリを起動する機能があります。パスワードありだと、パスワードは入れる必要がありそうです。
文字の種類は固定ですが、割り当てるアプリは設定から変更することが可能です。
SnapView は、画面ロック解除時のジェスチャーで、即座にユーザーを切り替える機能だったと思います…。写真右 2 枚で言えば、N で解除した際と Z で解除した際でユーザーを切替られたはず…。
Z Stylus の紹介
Z Stylus の紹介です。感圧スタイラス対応タブレットは、非常に貴重です。現状で ZenPad S 8.0 がコストパフォーマンスも含めて、ベストな選択肢かと思います。
Galaxy Note 等とは若干方式が異なり、本体に電源が必要で、単 6 電池を使います。電池寿命は、数ヶ月は持つとのことなので、交換頻度はあまり多くありません。単 6 乾電池は、あまりメジャーなタイプではありませんが、ヨドバシカメラなどでも購入可能です。
画面のスクリーンショットをその場で取得し、スクリーンショットに書き込んだり、画面の一部を切り取って保存できます。
スタイラスを近づけてスタイラスのボタン押したフローティングメニューから選ぶ感じの流れです。
その他のアクセサリーとして、Clutch カバーと、TriCover があります。
質疑応答
質疑応答では、以下のような話がありました。
- ZenPad S 8.0 は、Android 6 へのアップデートを当然行う予定。
- 保護フィルムは貼らない方がおすすめ。貼らないでも十分な耐久性と、鮮やかさを持っているので。
- ZenFone のモデル名が、ZenFone 5 の後に、 ZenFone 2、ZenFone 2 Laser など、ちょっと分かりづらい。どういうルールになっているのか?次は何になるのか?
→ 初めは画面サイズ、その後は世代など命名ルールが変わったために分かりづらくなってしまった。次は 3 かな?
その他、ZenFone の裏蓋の開け方などありました。
質疑応答後のタッチ & トライでは、以下の機種の展示などもありました。
今回は、とりあえず以上です。後ほど説明を追加するかも知れません…。